日本語
【訃報】本日2017年3月26日午後、ブリギッタ・バイバ・クルーミニャ先生がご逝去されたことを謹んでご報告申し上げます。長年の日本語研究者、教育者、芸術家、アニメ作家、映画脚本家、監督と写真家として活躍された先生は1943年9月18日生まれで、1965年からリガ映画撮影所に勤め、ラトビア映画製作者連盟会員であり、1990年に開校した夜間日本語学校が日本語文化高校になり、1993年から1996年までラトビア大学で日本語の教鞭を執り、1999年から日本語文化学習所「言語」の校長として活躍され、長年日良交流への貢献、ラトビアにおける日本語教育の普及及び日本文化の理解促進への寄与のため2010年に日本国より旭日双光章を受勲されました。教え子とのご協力で数部の辞書を編集、出版されており、今後叶えたい様々なアイデアをお持ちでしたが、先生のご逝去により、その実現は教え子への遺産となるでしょう。
告別式は水曜3月29日に執り行われる予定です。正確な会場と時刻は公式ページ( https://www.facebook.com/gengo.lv/ )にて報告いたします。先生の学習者、同僚、友人、知人などの方々はお越しください。
ラトビア教育科学省と日本文部科学省における文化および教育交流に関するメモランダムの署名式 (2015年4月29日、リガ)
1.ラトビア教育科学省と日本文部科学省における文化および教育交流に関するメモランダムの署名式
2.日本語文化学習所「言語」の優等生であるKarina Tkachukaより前川 喜平(まえかわ きへい)文部科学審議官へ「良語を学ぼう!」(ラトビア語学習教材)の贈呈
3.集合写真-Mārīte Seile(マーリーテ・セイレ) ラトビア教育科学大臣(前列中央左)、前川 喜平 文部科学審議官(前列中央右)、多賀 敏行 在ラトビア日本大使(前列左から2番目)
日本自然大辞典
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企画「日本自然大辞典」は動植物名における色彩、形式、性格、地理、歴史及び文化を巡って編成されています。それは、日本語能力を自分の職業で活かしたいと思う方々向けの我が校の語彙の増やし方の一つでもあります。
11月、「言語」にて筆の舞の映像をご覧下さい。
11月、「言語」にて筆の舞
日本語の秘伝を教え子にその母語で説明するのが重要です。稀な訪良なのにヴィクトルスさんは両母語で習字の教鞭を執りに母校に来て下さいました。
第13回ラトビア日本語弁論大会第一部受賞者おめでとう!
三位 ヴィクトル・シレイフマン「創世神話」 現在、我が校出版の「日本春夏秋冬」で「12月どんなつき」を翻訳し、日本自然大辞典で動物部を共著し、レポート「動植物のラテン語名における和語」を準備中。 二位 ノルムンヅ・スィリンシュ「日本とラトビアの建築の共通点」 現在、我が校出版の「日本春夏秋冬」で「10月どんなつき」を翻訳。 一位 ジャネテ・ズイェワ「お茶―日本人の長生きの秘密」 日本語の基礎を我が校で修め、「日本春夏秋冬」で「5月どんなつき」を翻訳し、日本自然大辞典で日本植物部の菌類約200種の学名を処理して、今年は退学したが、怠けずに自分の進路を歩む事にしました。 皆さん今後とも頑張ってください。
写真 © U.Nastevičs